大橋建築設計室は札幌の建築設計事務所です。
住宅の新築・リフォームからマンションの調査・改修、医療福祉施設を設計しています。

現場レポート

中央区Aマンション外断熱改修工事が完了しました

2020/09/04

今年3月下旬に着工した中央区Aマンション外断熱改修工事が完了し、9月4日に工事完了引き渡しを終えることができました。
着工後、新型コロナウイルス感染拡大により、現場では工事に支障が起きないよう、工事関係者の体調管理、出入り口には消毒液の設置など万全な対応で工事完了まで問題なく進めることができました。
Aマンションは、大橋建築設計室として14棟目の外断熱改修工事となります。2018年にご相談を受け、2019年に外断熱工法による改修を決定しました。建築後47年目での改修になります。建物住戸部分3~8階はコの字型のプランで、外周にバルコニー、内側が片廊下となっています。工事予算との関係で住戸部分(外壁タイル貼り)の断熱施工を優先し、廊下部分は再塗装の選択をしました。外壁の断熱施工部分は1,600㎡になります。
住戸バルコニー側の外壁面凹凸部分は断熱材で埋め、外壁上端の斜壁部分はガルバリュウム鋼鈑貼りとする施工を行っています。(1・2階は事務所店舗のため本工事には含まれていません)
今後は、改修前に実施した冬期間の室内温度測定に続き、改修後の測定も行う予定です。
Aマンションをはじめ、当社にて設計工事監理を行いました外断熱マンションはいつでもご紹介、ご案内できますのでご連絡いただければ幸いです。

中央区Aマンション外断熱改修まもなく工事完了です

2020/08/12

 8月に入り確認・検査を終えて仮設足場解体が進んでいます。西側はほぼ仮設足場の解体は終わり、盆休暇明け来週から東側、北側部分の解体を行います。仮設足場解体の際には、外壁と足場を固定している「足場つなぎ」材を取り外すため、その部分の補修、塗装・断熱施工も並行して行うことになります。屋上防水の保護塗装も西側は終わり、足場解体後に東側を行います。工事は8月末に完了予定です。
 

余市教育福祉村センターハウス

2020/07/27

先日、余市町登にある余市教育福祉村を訪ね、20年前に設計工事監理を行った「センターハウス」棟を見てきましたので紹介します。新型コロナ感染拡大のこともあり内部に入ることは遠慮しまた。この建物は木造2階建て建築面積90.72㎡、床面積144.18㎡、敷地は高低差1.2m程度ある斜面地、外壁は板張りで内部の床はヒノキ材、腰壁は松板貼り、壁天井は石膏ボード貼り。天井面は梁材(構造材)を表しとしています。
教育福祉村のホームページには次のように紹介されています。「農場の中央に位置する、山小屋風の建物です。1階の大ホール はおよそ20畳。吹き抜けの2階にはタタミ15畳ほどのスペースがあり、開放的な空間となっています。大人20名程度の集まりや研修会などに利用できます。また、農場に来る際の休憩場としても利用できます。食器、調理器具類を備えていますので、食材を持ち込んでの使用も可能です。活用の方法については、ご相談ください」場所は、札幌から車で1時間程度です。

中央区Aマンション外断熱改修仮設足場解体へ

2020/07/17

先週の現場見学会後、午後から管理組合理事の皆様に仮設足場解体前の検査をいただき、今週より西道路側住戸バルコニー面、中廊下部分の足場解体が始まっています。これまで紹介の通り、グリーン色とした、バルコニー手摺り部分、外壁上端の斜壁は、向かい側の中島公園の緑と重なり公園と一体になった感じがします。
来週以降、東側の仕上げをすすめ、全体の仮設足場撤去は8月中旬となります。

中央区Aマンション外断熱改修現場見学会

2020/07/14

Aマンションの湿式外断熱改修工事は、西側と廊下外壁面の改修、屋上防水、各住戸バルコニーのウレタン防水を終えて、東棟の北面、東面、南面へ進んでいます。
今週末より仮設足場の一部解体を始まることもあり、先週11日午前10時より現場見学会を行いました。今回は東京、関西からの参加希望があり、市内2つの管理組合役員の方にも参加いただき1時間程度行いました。断熱施工では外壁面への貼り付け方法、専用ビス(ジベル)による固定を紹介しています。
工事完了は8月末を予定しています。仮設足場の解体後に御案内致しますので、ご希望
の方当社までご連絡下さい

中央区Tマンションの排水管改修工事

2020/07/06

Tマンションは2014年(建築後44年)に外壁タイルの剥落防止と躯体保護を目的に外断熱工法による外壁改修を行っています。前回の改修は、外壁タイル面にEPS断熱材70㎜を貼り(専用ビスにて固定)メッシュシート+高耐久塗材による左官仕上げです。サッシ水切りの損傷も激しく、アルミ板を加工した幅広の水切りを設置外壁面からの先端まで30㎜以上出したことにより窓周りの汚れもありません。
排水管改修は、外壁改修時より検討されていました。昨年に再度相談があり、施工業者選定を経て、この時期(建築後50年)の工事となりました。
Tマンションは3~8階が60戸の集合住宅ですが、1・2階が事務所となっているため3階下で横引きされている排水管からの漏水がここ数年発生していました。
今回の工事では、住戸内ですでに更新されている所もあり、共用部タテ配管と、3階下横引き管の更新になります。
すでに7月4・5日に住民向け工事説明会が行われ、各部位の調査を行い、タテ配管の系統ごとに工事を進めます。工事完了は9月中旬を予定しています。

あかしあ障害者総合相談支援センター工事完了しました

2020/06/30

5月1日に着工した「あかしあ障害者総合相談支援センター」の改修工事が6月29日完了しました。設計時に選定した濃紺のガルバリュウム鋼鈑を貼った外壁、正面外壁には新しい館名板も設置し工事前と大きく変わりました。屋上防水は今超速硬化ウレタン防水を使用しています。屋上からの漏水も改善され、2階天井の補修も行っています。建物周囲基礎部分の塗装、左手のピロティ柱、腰壁も再塗装をしています。

中央区Aマンション外断熱改修/手摺壁のグリーン色仕上

2020/06/20

今回の湿式外断熱改修では外壁色を2色で仕上ることとし、管理組合では事前に3案を作成、アンケートによる多数決で決定をしています。ベース色はベージュ系ですが、手摺り壁部分はグリーン色で仕上ることを決め、今週より西側の仕上が進んでいます。バルコー上端の斜壁部分も濃いグリーン色のガルバリュウム鋼鈑横葺きです。

中央区Aマンション外断熱改修/屋上防水、外壁塗装終了

2020/06/13

6月に入り工事も順調に進んでいます。屋上塔屋外壁塗装を終え仮設足場を解体、屋上防水工事もほぼ終わっています。最終的にはシルバー色の保護塗装を行います。
塗装工事は廊下側外壁面を終えて、外壁外断熱工事と重ならないようバルコー内の天井、壁塗装へ進んでいます。

湿式外断熱は、南北面の施工・仕上を終えて西面の仕上が進んでいます。この後、東面に進みます。今回採用している湿式外断熱はドイツSto社の製品です。断熱材を貼った後、メッシュシートを挟んで行う最終仕上は左官仕上によるもので、あらかじめ施工範囲を目地をつくり分割し、天候も考慮して一気に仕上ることになります。来週には、手摺壁部分にグリーン色の仕上が行われます。

あかしあ障害者総合相談支援センター間もなく工事完了です

2020/06/11

屋上の工事は、ガルバリュウム鋼鈑を加工した笠木取付を終わり平面部の防水施工のみとなっています。塔屋外壁のガルバリュウム鋼鈑貼り、サンルーム部分の勾配屋根部分も新たに仕上を行い終わっています。
外壁の仕上げは、当初より予定していた濃紺の鋼鈑貼り仕上げ、出窓部分の屋根はシルバー色の板金です。写真は1階通路と出窓部分です、改修前と外観は大きくかわります。
来週には、仮設足場を取り外し、基礎周り、鉄骨柱、腰壁部分の塗装を行って、今月末には工事を完了します