2020/06/07
5月27日、南北外壁面の外断熱工事が仕上まで進み、管理組合理事長とともに仕上面の確認を行いました。外壁上端のパラペット部分も複雑な形状をしていますが、ガルバリュウム鋼鈑を加工して被せることで断熱材裏面への雨水の進入を押さえています。
6月に入り、道路側(西面)の外壁、手摺壁部分の断熱施工に進んでいます。工事は、断熱、塗装工事と重ならないように、バルコニー床面のウレタン防水施工に移行します。 屋上塔屋外壁の塗装仕上げ終え、仮設足場を解体し、屋根面の防水施工も並行して進んでいます。
2020/05/28
外壁面に断熱材を貼る作業をほぼ終え、仕上材のガルバリュウム鋼鈑を貼るための下地組、防湿シート貼りまで進んでいます。来月より外装仕上げに入ります。
窓・換気口周りもガルバリュウム鋼鈑を加工し成形しています。
屋上防水は、いままでの笠木を取り外し、立上り上端まで防水を行って平面部の防水施工に入ります。また、屋上に出入りする塔屋根部分の外壁水切りから2階への漏水は今回の改修で改善ができました。
2020/05/22
躯体補修を終えて、窓周りのコーキング打替え、外壁面の塗装と外断熱施工が進んでいます。北面、南面の半分はトップの仕上まで進んでいます。東西面の外壁上端の勾配のある外壁(斜壁)面はガルバリュウム鋼鈑横葺きで改修を行っています。
道路側(西側)外壁は住戸バルコニー間に凹部分があり、この部分に断熱材を充填し埋めています。両サイドの凹部分を残すことで、これまでの外壁表情が変わるものと思います。 西側外壁は断熱材を貼るための下塗を終え断熱材を3階より貼りはじめています。
2020/05/13
5月連休開けより、外壁に設置されていたエアコン室外機や外壁工事の支障となる看板などの取り外しを行い、仮設足場の設置を完了しました。建物はシートで覆われています。
現状の外壁材を取り外し一部躯体の補修を行う工事に入いっています。今月後半には外壁工事に並行して、屋上防水改修も始まります
2020/05/02
コロナ感染が拡大するなか、入居者の皆様との接触を避け何とか順調に工事が行われています。前回ご紹介の通り、躯体補修を終えた南北面から順次、断熱材を貼る作業へ進み専用ビス(ジベル)にて外壁への断熱材固定をより強固にしています。
外壁に使用する断熱材はEPS断熱材、厚さが75㎜あり、窓下端水切り部分の下に新規にアルミ製の水切りを設置します。また外壁上端にはガルバリュウム鋼鈑を加工した笠木の取り付けを行います。
5月1日はこれらの作業と合わせ、大型クレーン車による屋上への防水材の荷揚げと、処分材の搬出作業を行っています。
屋上は現状のアルミ笠木を取り外し、防水立上り部分の補修を行っています。連休明けには外壁の断熱施工と合わせ防水施工も始まります。
2020/05/02
2年前よりご相談のあった障害者総合相談支援センターの改修工事が5月連休明けより着工します。当初補助金制度を利用して建替えの準備を進めていましたが、利用を断念し改修となりました。建物は鉄骨造2階建て床面積280㎡です。すでに建築後40年以上経過し、外壁からの雨水進入や屋上の漏水など、建物全体の断熱不足もあり、今回の工事ではこれらの問題の改善を行います。
工事の内容は、外壁は一部補修を行い、ガルバリュウム鋼鈑貼りとします。現状外壁面には断熱材を貼り断熱性能の向上を行います。併せて屋根防水改修、一部カラー鋼鈑貼りの部分は貼替、再塗装を行います。工期は6月末を予定しています。コロナ感染が拡大する中での工事ですが、幸い内部の工事は1日程度と少なく、工事関係者と利用者との接触を避けるよう十分な注意を行っての工事となります。添付した写真は現状の外観で、改修後はブルーの鋼鈑色になります。
2020/04/18
仮設足場設置後、外壁調査を終えて躯体補修と断熱施工前の下地を整える作業が始まっています。建築後40年、前回工事から15年経過していることもあり、タイルの浮き割れが目立ちます。調査では補修が必要な箇所をマーキングし、浮き部分のタイルは斫りを行います。外断熱施工を行う外壁表面は平滑に整える必要があり、専用の塗材で左官仕上げを行っています。塗材が固まった後に断熱材を貼り専用ビス(ジベル)で固定します。断熱施工は来週後半には始まります。
2020/04/18
昨日4月17日18時から「改正省エネ法の要点」をテーマにミーティングを行いました。この企画は日本パッシブハウス協会PHIJPの主催です。新型コロナで自粛がもとられ、通常業務への影響もあるなか、札幌、岩手、東京、千葉、京都、福井を結んでweb上での開催です。
来年4月からの省エネ法改正では、小規模住宅の設計では、建築士に説明義務が課せられます。300㎡以下であれば省エネ基準達成の義務はありませんが、建築主には設計を求められた建物について省エネ性能を説明することになります。
すでに一定のレベルで設計、施工を進められている方々にとっては何ら影響はないものと思いますが、改正により「省エネ」について全く取り組んで来なかった設計者、施工者にとって「説明できない」ということでは大変なことになります。法改正の中では説明に必要な省エネ性能の簡易計算、住宅以外の建物は小規模モデル建物法など新たな計算方法も公表されています
また、建築関係団体では、この「説明義務」化についてどのような説明を行う必要があるか整備が進められていると言う紹介もありました。
2020/03/31
仮設足場の設置は正面側は最上階に達しています。東側、南北面の設置とあわせここ数日で完了予定です。外壁色の選定は1階ロビーに着色した図面と色見本を置き、所有車の投票が始まっています。外壁とバルコニー手摺壁を色分けした配色です。
仮設足場の設置後、バルコニーの清掃、工事に支障となる窓網戸の取り外しなどの作業が進みます。
2020/03/25