大橋建築設計室は札幌の建築設計事務所です。
住宅の新築・リフォームからマンションの調査・改修、医療福祉施設を設計しています。

現場レポート

札幌市中央区Aマンション外断熱改修工事が着工します

2020/02/24

札幌市中央区Aマンション外断熱改修工事が着工します
今年3月末より、札幌市内中央区のAマンションで外断熱工法を採用した大規模修繕工事が始まります。最初の相談は2018年5月でした。
1~2階は事務所、店舗として使用されており、今回工事の対象は3~8階の住戸部分(60戸)となります。工事は屋上とバルコニー防水改修、住戸面の外壁はEPS断熱材70㎜を専用ビスで固定し湿式工法による仕上げとなります。また、外壁断熱施工に伴い窓廻りの水切り延長を行います。建物プランは片廊下形式で工事予算の関係で廊下側外壁、屋上塔屋部分は躯体補修を行い塗装仕上げとしました。
当初、2019年の工事予定でしたが、工事内容と資金計画について理事会での協議と区分所有者の合意を丁寧に行うこととし、昨年8月2回の工事内容・工法の説明会を開催し、年末の管理組合総会で合意決定をしました。
今後の予定は3月上旬に工事説明会、3月下旬より仮設足場を設置し、躯体補修を行い外断熱工法による断熱施工は5月以降を予定しています。工期は2020年8月です。
大橋建築設計室としては14棟目の外断熱改修マンションとなります。工事の進行状況については、このホームペーシにて皆様にご紹介を致します。また工事期間中には現場での見学会も予定しています。

美唄市の鉄工所工場新築工事が完了しました

2019/12/20

 今年、6月頃より相談を受けていた、美唄市内にある鉄工所工場の新築工事が完了しました。スパン12m奥行き29.2m、高さを9m以下とした平屋建て鉄工所。H型鋼の柱・梁で構造体を鋼製し、長辺方向はブレース入り。屋根は折板葺き、外壁は腰壁部分は降雪による被害を考慮してRC造、外壁は角波ガルバリュウム鋼板貼りです。
着工前の確認審査に時間がかかりましたが、工事完了検査を12月20日に受けています。工場内には走向レールを設置しており、年内にはホイストも設置される予定です。

外断熱改修についての説明会を開催しました

2019/09/04

 昨年より改修の相談を受けている管理組合で、外断熱工法についての勉強会を兼ねて説明会を行っています。一人でも多くの方に参加していただくため、8月上旬と下旬に2回開催しました。
説明の内容は、これまでの外断熱改修事例の紹介、外断熱工法についての説明、大規模修繕工事の進め方と外断熱改修ではどのような工事を行うのか、大きく3点です。
建築後3回目の改修であり、築年数も経過しており、外壁タイルの浮き、割れ、外壁塗装膜の膨れなど、今後の建物の維持管理の軽減や、外壁の劣化を抑えることが改修のポイントになります。
大橋建築設計室では、大規模修繕工事の実施に当たり、外断熱工法の改修提案を行っています。また、工事実施準備に向けた相談や、外断熱改修の説明会を行っています。
どうぞお気軽にご相談下さい。

爽やかネットワーク設備改修工事が完了しました

2019/08/26

今年5月より着工した美唄市の障がい者施設の改修工事が8月23日に完了取り扱い説明まで終えることができました。
今回の工事は、別棟の作業棟の冷房設備設置工事を7月末に終え、並行して進めいた消防設備機器、電気設備幹線の更新工事をこの8月に完了しました工期は4ヶ月でした。
設備機器の更新工事では、一部天井解体を必要とした食堂、多目的室の内装改修も行っています。ほとんどの作業が天井内での配管、配線であり、生活しながらの工事は日程と作業時間の調整を行いながら進めています。
工事の結果、電気設備では各棟毎に配線が整理され、分電盤を3箇所に整理、消防設備はパッケージ型消火設備に更新しています。
写真は内装工事を行った食堂、多目的室、消火設備格納ボックスです。

東区Y邸改修工事が完了しました

2019/07/05

 今年4月より工事を進めていました、Y邸の外装・内装工事が終わりました。外装工事では古い外装材を撤去して断熱材を充填、構造合板で構造補強を行い、外貼り断熱を行っています。内装仕上げは壁天井のクロスは全て白色、床材と建具材も木目柄ですが白を基調とした建材を使用しています。

東区Y邸改修工事

2019/06/08

東区Y邸の改修は、5月に外壁と屋根の改修工事が終わりました。仮設足場が外されました。外壁工事では、外壁の構造補強、断熱材の再充填、外貼り断熱を行っています。サイディング材は鋼板製です。
内部の改修工事も同時に進めており6月末には完成予定です。

爽やかネットワーク設備改修工事が始まりました

2019/06/08

美唄市の障がい者施設の設備改修工事が、5月末より始まっています。
今回の工事は、老朽化した消防設備機器の改修、電気設備幹線の交換、別棟の作業棟の冷房設備の設置、3つの工事が同時に行われます。
この工事に合わせて、内部改修も行うことになり、6月に入って内部の解体、設備改修のための点検口の設置を進めています。
工事完了は、冷房工事が7月末、消防・電気設備改修は8月末を予定しています。

「外断熱改修の計画と施工」について講演を行いました

2019/05/21

5月13日横浜市で開催された、(一社)日本断熱住宅技術協会主催セミナーで、「外断熱改修の計画と施工」をテーマに講演を行いました。
今回のセミナー前半では、今年1月に見学したミュンヘン・ベルリンの外断熱建物、建築物の断熱改修、再生エネルギーの活用など都市省エネ都市改修とも言えるポツダム市のガーデンシティ・ドリューイッツの開発について紹介しました。
後半では、2010年に札幌市東区で始めた分譲マンションの外断熱改修も13棟となりました、報告ではこの間の事例紹介と計画上、施工上、留意しなければならない問題について詳しく紹介をしています。  

 

東区Y邸改修工事着工

2019/04/02

4月1日仮設足場を設置し、改修部分の解体より工事が始まりました。
昨年11月にご相談があり、正月を挟んで今年3月に工事契約に至りました。今回の内部改修工事では床、壁等の構造補強も行います。工事完了は6月末を予定しています。

ミュンヘン、ベルリン視察報告会開催

2019/03/06

2月13日午後、福井県越前市の明光建商セミナー室で、PHIJP主催のドイツ視察報告会が行われ、私も参加者の1人として報告をしました。参加者は会場満員50人の参加でした。
昨年9月のボストンでの北米パッシブハウス会議に続き、今回は1月16日出発、1月25日までの行程です。
目的はミュンヘンで2年おきに開催されている建材展BAUメッセへの参加、フランホーワァー研究所訪問、ミュンヘンとベルリンの外断熱建物見学。
ベルリンでは住宅展示場、パッシブハウス仕様の集合住宅、そしてポツダム市のガーデン・ドリューイッツでは老朽化した集合住宅の外断熱改修と街区全体の省エネ化を進める計画について詳しい紹介を受けました。
セミナーでの報告スライドの一部をご紹介致します。