2021/11/05
2019年に大規模修繕工事の設計監理事務所に選定いただき、同年10月から建物調査をはじめ準備を進めて工事完了まで3年間の仕事となりました。昨年はコロナ禍で前半はほとんど会議の設定もできずにいましたが、7月には改修方針を説明する住民説明会を開催し、12月に施工業者選定、今年2021年1月末に施工者との工事契約を締結、3月の工事説明会を3日間行い4月から7ヶ月間の工事となりました。完成書類提出引き渡しを10月30日に行っています。
これまでご紹介の通り、住戸数138戸は大橋建築設計室としては最も大きな規模のマンション改修でした。建物調査時から住民の皆様の関心も高く、バルコニー調査は60%近い住戸で行いこの作業を通して、工事のすすめか、工事内容をお伝えすることもでき、居住者の皆様のご協力で順調に住めることができました。
2021/10/07
今年9月より鉄骨造倉庫の新築工事が始まっています。7月末に確認申請を提出、8月末には審査が終わり、9月10日地鎮祭を行っています。
9月14日から杭工事に着手、現在基礎配筋を終えて今週末にはコンクリート打設です。
建物は鉄骨造平屋建てスパン17m×30.4m、床面積は516㎡です。外壁はガルバリュウム角波鉄板貼り、屋根は折板貼りです。スパンが12mを越えているため、構造審査は道庁管轄となり建築審査と合わせて行われました。また、今年4月より省エネ法が施行させていますが、今回の場合は空調設備がないことから、審査対象外となっています。
工事完了は11月末を予定しています。
2021/10/04
今年4月に着工した豊平区Vマンション大規模修繕工事は、10月1日全ての仮設足場が外され、1階部分の工事と駐車場棟部分の工事を残すのみとなっています。この間、管理組合役員の皆様の現場確認、仮設足場解体前には施工者による各住戸バルコニー工事についてのアンケート調査も行い進めてきました。低層棟1階専用庭には人工芝の貼り替えを行い改修前とは大きく変わりました。今月22日は仮設事務所の取り外しを予定しています。
2021/08/06
マンション全体の仮設足場設置が5月末に終了し、4月当初に設置した低層棟南側バルコニー面の仮設足場の解体が本日終わりました。解体に先立ち7月31日には、低層棟屋上防水を含め外壁、バルコニーの施工状況について管理組合様の確認検査を行っています。この間、外壁の補修、タイルの貼り替え、バルコニー床ウレタン防水、塗装工事を行い、住民の皆様もご協力のもと工程通りの作業が進みました。工事期間中は毎月末の月例工程会議の他、週1回の定例会議を行い工事の進捗状況を確認しています。8月中旬には高層棟南面の仮設足場の解体も完了し、順次北側、駐車場側の仕上げ工事が進みます。
2021/06/26
豊平区Vマンション大規模修繕工事
仮設足場の設置が5月28日に終わりました。やはり15階建て、低層棟7階を含む138戸のマンションは、仮設工事に時間がかかります。足場設置が終わった低層棟から、躯体調査、亀裂補修、割れ・浮きタイルの調査を行っているため、全体工程の遅れはありません。現在は写真の通り建物が仮設シートで覆われているため作業を外部から見ることはできません。低層棟より外壁、バルコニー天井、床ウレタン防水と施工が続いています。また屋上防水も高層棟より着手し完了しています。
2021/04/14
4月第2週より高層棟西側部分より仮設足場設置が始まっています。大規模マンションのため仮設足場設置は連休もあり5月第1週まで予定しています。工事は仮設足場設置を終えた部分より外壁面・躯体の調査、補修を並行して行うことになります。
2021/03/30
4月からの着工に先立ち、3月19日より大規模修繕工事説明を開催しました。昨年同様、コロナ禍のでの開催のため、密を避けるため19日~21日までの3日間を設定し、65世帯77名の皆様にご出席をいただいいています。
工事説明会では、予定している工事ごとの注意事項や、住民の皆様にご協力が必要な事について全体工程と合わせて説明、特に仮設足場での諸注意、着工前のバルコニーの片付けについて詳しい報告を行っています。
また、建物周囲にある植込みの一部樹木が、外壁に接触し仮設足場設置ができないため3月25日に伐採を行っています。
2021/02/23
管理組合で「外断熱改修」についての説明会を開催
大橋建築設計室では「大規模修繕に外断熱工法のご提案」をしています。
最近は「マンションで快適に長く住み続けたい」と言う管理組合様からのご相談も多く、外断熱改修について、下記の様な4つのテーマで説明会を行っています。
①大橋建築設計室として昨年まで設計監理を行った外断熱改修マンションの紹介
②外断熱改修とはどのような工事か、改修後の効果について
③外断熱改修工事の内容内容、特に断熱施工はどの様に行うか
④設計工事監理について
先日行った説明会でのスライドの一部を紹介します。報告は30分程度で質疑応答です。 理事会の開催と合わせて行う場合もあります。
昨年からのコロナ禍で、多くの方が集まることは難しいのですが、座席の離れをしっかり確保して行っています。また、管理組合様にインターネット回線があれば、Zoomを利用した説明会の開催もできます。遠方の管理組合様にも情報をお届けする事ができます。
ぜひ、大橋建築設計室までお問い合わせ下さい。
2021/02/23
2019年に大規模修繕工事について設計監理事務所としての選定を受け、以降準備を進めていました豊平区Vマンションの第1回目の大規模修繕工事が4月より始まります。
マンションの規模は、15階建ての高層棟と8階建ての低層棟からなり住戸数は138戸です。大橋建築設計室としては最も大規模の修繕工事となります。
2019年に建物調査を行いましたが、昨年(2020年)は2月末からの新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一時役員会での協議が中断をしましたが、7月には設計事務所として建物調査・工事内容についての説明を行い、10月に工事内容の最終決定、11月には理事会として施工業者の選定を行いました。
今年(2021年)1月に管理組合総会で施工業者選定についての承認が行われ、現在のところ3月には工事説明会を行う予定です。
Vマンションの仕様は、屋上はアスファルト露出防水、外壁は磁器質45二丁掛けタイル一部100角タイル、バルコニー内、外部階段、駐車場側は塗装仕上げ、バルコニー床はウレタン防水です。今回の工事では、屋上、外壁、バルコニーの修繕と別棟の3階建て駐車場の一部補修と外構工事が含まれます。
工事期間は10月末までの7ヶ月間の予定です。施工に当たっては、新型コロナウィルス感染を防止するため、作業員の検温・消毒を徹底すること。マンション内への出入りに於いても養生材(接触感染対策シート)を使用するなど対策を行います。
2020/09/04
今年3月下旬に着工した中央区Aマンション外断熱改修工事が完了し、9月4日に工事完了引き渡しを終えることができました。
着工後、新型コロナウイルス感染拡大により、現場では工事に支障が起きないよう、工事関係者の体調管理、出入り口には消毒液の設置など万全な対応で工事完了まで問題なく進めることができました。
Aマンションは、大橋建築設計室として14棟目の外断熱改修工事となります。2018年にご相談を受け、2019年に外断熱工法による改修を決定しました。建築後47年目での改修になります。建物住戸部分3~8階はコの字型のプランで、外周にバルコニー、内側が片廊下となっています。工事予算との関係で住戸部分(外壁タイル貼り)の断熱施工を優先し、廊下部分は再塗装の選択をしました。外壁の断熱施工部分は1,600㎡になります。
住戸バルコニー側の外壁面凹凸部分は断熱材で埋め、外壁上端の斜壁部分はガルバリュウム鋼鈑貼りとする施工を行っています。(1・2階は事務所店舗のため本工事には含まれていません)
今後は、改修前に実施した冬期間の室内温度測定に続き、改修後の測定も行う予定です。
Aマンションをはじめ、当社にて設計工事監理を行いました外断熱マンションはいつでもご紹介、ご案内できますのでご連絡いただければ幸いです。