大橋建築設計室は札幌の建築設計事務所です。
住宅の新築・リフォームからマンションの調査・改修、医療福祉施設を設計しています。

現場レポート

PHIJP講演会とパッシブハウス見学会に参加

2018/01/16

1月11日、昨年8月に設立されたPHIJP主催講演会「米国高気密高断熱改修」に参加してきました。始めに京都工芸繊維大学の芝池英樹先生より北米型パッシブハウス基準の重要性と今年の活動について説明がありました。講演会の後半は米国で活躍される岡田さん、バトラーさんの報告は、米国での新築、改修事例の紹介を初め、米国内で高まる高性能住宅を求める施主の要求にどのように応えるか、設計・施工に関わる技術的な対応についても詳細な紹介があり参考となりました。
翌日12日はPHIJP会員が施工、昨年末に完成している木造3建て住宅の見学が千葉県旭市であり参加。この住宅は沿岸部に接する塩分を含む外気の湿気対策を考慮し、PHIUS+2015認証申請中の超高断熱・高気密・高耐久住宅です。外壁は千葉県内では考えにくい充填断熱120㎜+外張り断熱60㎜、室内側の気密を高め、湿気コントロールが可能な熱交換型換気装置が装備されています。
今年は、PHIJPの活動を通して、皆様に木造住宅に関わる情報提供をしていきたいと考えています。

豊平区旭町Iマンション

2018/01/04

豊平区旭町Iマンションの外断熱改修工事
昨年6月に着工した豊平区旭町Iマンションの外断熱改修工事は、11月に工事完了報告会と完成祝賀会を開催し無事終了しました。
工事中よりご紹介の通り、このマンションは建築後44年を経過する中で、屋上と外壁躯体の補修に外断熱工法を採用し、さらにはアルミサッシをカバー工法にて交換、合わせて1階エントラス廻りの内部改修を行っています。
外壁仕上げは改修前のグレー色が大きく変わり、改修後は低層部と高層部で色分けし1・2階は茶系石目調としています。
11月18日には、管理組合役員、住民の皆様が参加して工事完成祝賀会を開催、設計管理事務所として、感謝状をいただいています。
 

爽やかネットワーク居住棟トイレ改修工事

2017/10/21

昨年の洗面所改修に続き、今年9月より男子棟・女子棟のトイレ改修工事を行っています。各2箇所あり1箇所は車椅子対応のトイレです。10月19日に前半の工事として各1箇所の工事を終えました。写真は男子棟ですが、1600×3600のスペースでの改修は、施工業者も各職種が交代でなければ作業ができず、時間をかけての工事でした。
内装はこれまで違い、床は大判のタイル貼り、小便器廻りは石貼りです。トイレブースは木目調仕上げとなっています。
来週より後半の車椅子対応のトイレ工事が始まります。完了は11月後半です。

豊平区Iマンション仮設足場解体が進んでいます

2017/10/21

先日ご紹介の通り、Iマンションの仮設足場、東面と北面の解体を終えました。前面道路に面して、新装の外観が見えます。東側は工事中車庫の出入りを可能にするため、鉄骨を組んでそのその上に足場を設置したため、写真で白く見える部分が断熱施工を行っている範囲です。ここは石目調の仕上げとなります。
冬に向かうこの時期の外断熱改修は、室内環境も大きく変わります。入居者の皆さんからは室温が高くなった、改修前より暖かいと好評です。
来週には西面・南面の足場解体を行います。

豊平区Iマンションの外断熱改修仮設足場解体

2017/10/12

8月、9月と順調に外壁の外断熱工事が進みました。並行して各住戸のアルミサッシ交換工事も行われ、昨日より北面と東面の仮設足場の解体が始まっています。外壁は1・2階が茶系の石目仕上げとし、3~5階までと6階以上をさらに色分けしています。
今月中にはさらに南面、西面の足場が解体され、1階屋根と1階部分の外壁仕上げを行います。間もなく工事完了です。

東札幌木造2階建マンションの工事が完了しました

2017/10/12

8月下旬より仮設足場の解体を行い、9月に内装工事を進め、10月6日工事を完了しました。6月着工で工期は4ヶ月でした。
今回の工事は札幌市の条例の定めにより、工事中2回の中間検査を受け、10月6日に完了検査を終えています。

第12回北米パッシブハウス会議に参加

2017/10/12

9月29日より米国のシアトルで開催された北米パッシブに参加してきました。昨年のフィラデルフィア、一昨年のシカゴに続け3回目の参加です。
今年8月東京では日本パッシブハウス研究所が設立され、今後米国との交流を発展させ、日本国内の気候風土に適合したパッシブハウス建築をすすめる活動の一環です。
今回は米国在住の女性建築家岡田さんの報告の中で、私が設計監理者として工事を担当した、分譲マンションの外断熱改修についての紹介もありました。
会議は9月29日30日の2日間、10月1日はシアトルのパッシブハウス見学会が行われました。会議には米国各地から400人の参加と聞いています。

特定非営利活動法人PHIJP札幌講演会のご案内

2017/09/14

特定非営利活動法人PHIJP札幌講演会のご案内
北米パッシブ建築の最新動向と熱回収型換気とパッシブ換気の比較
日  時 2017年10月13日(金)14:00~18:00 (13:30受付開始)
会  場 北海道立道民活動センターかでる27研修室730(定員60名)
*資料代として1000円をお願いします。
■プログラム
13:30~受付開始
14:05~紹介
「NPO法人PHIJPと湿気コントロールを考慮した北米型パッシブハウス基準の重要性」
当法人理事・ハイシマ工業(株)蓜島 一弘
14:50~講演
「北米パッシブハウス会議見学会(シアトル)と連続断熱工法の最新事情」
当法人理事・京都工芸繊維大学 芝池 英樹
15:30~講演
「北欧パッシブハウスの最新動向と熱回収型換気装置の役割」
ー新製品RT-BLUE4のご紹介とパッシブ換気との経済性比較ー
REC Indovent AB社Kenneth Carlssonさん、Claes Jaderholmさん
■参加申し込みはメールまたはファックスにて下記宛にお願い致します
札幌講演会主催事務局 札幌市北区北25条西15丁目3-16(有)大橋建築設計室内
FAX:011-726-8990 TEL:011-726-8988 E-mail:oohashi@beige.plala.or.jp

NPO法人PHIJP設立セミナーに参加

2017/08/27

8月23日東京で開催された、NPO法人PHIJP(日本パッシブハウス研究所)設立セミナーに参加してきました。この団体は米国シカゴに本部があるPHIUSと連携された団体であり、私自身も昨年はフィラデルフィア、一昨年はシカゴで開催された北米パッシブハウス大会に参加しています。
設立総会では米国から代表理事のカトリンさん、事務局長のマイクさんが「気候特性に依拠したパッシブハウス基準」をテーマにその重要性と最新動向について米国での活動を紹介されました。
米国ではすでに各地で1000棟を超える、建設地の気候風土に適応した省エネ性能を持つ快適な住宅づくりが進んでいます。
今後の活動への期待も大きく、今年は9月29日から10月1日にシアトルで開催される北米パッシブハウス大会に参加し、日本国内での新たな情報発信が準備されています。
札幌市内では10月13日にセミナー開催も計画されておりますので詳細が届き次第、皆様にご案内致します。
大橋建築設計室ではパッシブハウスにご関心のある皆様のご相談をお受け致しますのでお気軽にご連絡下さい。

東札幌木造2階建マンション仮設足場解体

2017/08/27

8月22日仮設足場の解体を行っています。外壁は外貼り断熱仕様で、外装材は部分的に金属製のサイディク材を使用しています。
内部工事も壁天井のボード貼りを終え、建具取付、ユニットバス、システムキッチンの設置に進みます。