2023/03/09
東区Nマンションの外断熱工事では外壁色の選定作業を行っています。添付写真の様な着色した立面図を作成し、各玄関風除室に掲示しアンケート(投票)により決定します。また、バルコニーの手摺壁や庇部分に現在のタイルが残るため、この部分の割れ、浮きタイルの補修を行います。これは既製品タイルでは色合いが合わないため、施工前に現状に合わせて見本焼きを行い、現状に最も近い色を選定します。
2023/03/08
2019年よりご相談を受けていました、東区Nマンションの外断熱改修工事が間もなく着工します。
Nマンションは、鉄筋コンクリート造6階建て、建築面積867.36㎡、延べ面積5,253.78㎡、住戸数58戸、1989年に竣工、今年で築34年となります。
外壁はバルコニー内を含めてタイル貼り、2004年に第1回目の大規模修繕工事を行い、当初15年目となる2019年に第2回目を予定していましたが、東京五輪で工事費高騰、資金不足を懸念、さらにコロナ禍のもとで工事実施を今年まで延期していました。
この間、工事内容、工法について修繕委員会、理事会で協議を重ね、住民説明会、総会での合意を経て外断熱工法による改修を決定しました。工事内容は、外壁の外断熱工事にはEPS断熱材100㎜+高耐久塗材左官仕上げとし、屋上断熱防水、住戸部分アルミサッシをカバー工法により交換を行います。この工事には国交省の補助事業申請を進めています。