大橋建築設計室は札幌の建築設計事務所です。
住宅の新築・リフォームからマンションの調査・改修、医療福祉施設を設計しています。

現場レポート

爽やかネットワーク設備改修工事が始まりました

2019/06/08

美唄市の障がい者施設の設備改修工事が、5月末より始まっています。
今回の工事は、老朽化した消防設備機器の改修、電気設備幹線の交換、別棟の作業棟の冷房設備の設置、3つの工事が同時に行われます。
この工事に合わせて、内部改修も行うことになり、6月に入って内部の解体、設備改修のための点検口の設置を進めています。
工事完了は、冷房工事が7月末、消防・電気設備改修は8月末を予定しています。

「外断熱改修の計画と施工」について講演を行いました

2019/05/21

5月13日横浜市で開催された、(一社)日本断熱住宅技術協会主催セミナーで、「外断熱改修の計画と施工」をテーマに講演を行いました。
今回のセミナー前半では、今年1月に見学したミュンヘン・ベルリンの外断熱建物、建築物の断熱改修、再生エネルギーの活用など都市省エネ都市改修とも言えるポツダム市のガーデンシティ・ドリューイッツの開発について紹介しました。
後半では、2010年に札幌市東区で始めた分譲マンションの外断熱改修も13棟となりました、報告ではこの間の事例紹介と計画上、施工上、留意しなければならない問題について詳しく紹介をしています。  

 

東区Y邸改修工事着工

2019/04/02

4月1日仮設足場を設置し、改修部分の解体より工事が始まりました。
昨年11月にご相談があり、正月を挟んで今年3月に工事契約に至りました。今回の内部改修工事では床、壁等の構造補強も行います。工事完了は6月末を予定しています。

ミュンヘン、ベルリン視察報告会開催

2019/03/06

2月13日午後、福井県越前市の明光建商セミナー室で、PHIJP主催のドイツ視察報告会が行われ、私も参加者の1人として報告をしました。参加者は会場満員50人の参加でした。
昨年9月のボストンでの北米パッシブハウス会議に続き、今回は1月16日出発、1月25日までの行程です。
目的はミュンヘンで2年おきに開催されている建材展BAUメッセへの参加、フランホーワァー研究所訪問、ミュンヘンとベルリンの外断熱建物見学。
ベルリンでは住宅展示場、パッシブハウス仕様の集合住宅、そしてポツダム市のガーデン・ドリューイッツでは老朽化した集合住宅の外断熱改修と街区全体の省エネ化を進める計画について詳しい紹介を受けました。
セミナーでの報告スライドの一部をご紹介致します。

北米のパッシブハウス建築視察2018年

2019/01/29

米国で進むパッシブハウス建築について、北海道建築技術協会会報に掲載されましたのでご紹介致します。内容は、昨年(2018年)9月、米国ボストンで開かれた第13回北米パッシブハウスについての紹介です。主催は日本パッシブハウス協会(PHIJP)で私は4年前のシカゴ会議から参加をしています。
木造戸建て住宅の他、共同住宅、各種施設、事務所など、建物で使用されるエネルギー消費を抑えた高性能な建物作りが米国全土で取り組まれています。ぜひご一読ください。

ZEH(ネットゼロエネルギー)住宅

2018/12/23

今年3月から福井県越前市で建築された平屋建て住宅のZEH(ゼッチ)申請に協力、12月に無事完成を迎えました。
  写真は完成時の南側外観で屋根には太陽光パネルを装備しています。室内は居間部分が屋根勾配なりに吹抜となっており、写真は気密測定時に撮影したものです。
このZEH申請は、経済産業省の管轄で、所定の断熱・省エネ基準を満たすことで70万円+αの補助金が支給される制度です。
利用するためには、登録ビルダー、設計事務所の設計と施工でなければなりません。申請では使用する断熱材と窓により建物外皮計算を行い設備機器の性能に基づき一次エネルギー消費量の計算を行います。この計算は第三者機関に申請し確認申請とは別に審査を受けることになります。

岩内の新築住宅完成しました

2018/10/10

10月4日、岩内町の工事完了検査を受け、工事が完了しました。今年4月に既存の住宅を解体、5月12日に地鎮祭を行い工事を進めてきました。完成した住宅は木造平屋建て、車庫を含め床面積は125㎡約40坪になります。外装は正面玄関入り口部分はガルバリュウム鋼板張り、タイル模様の防火サイディングです。内装床は化粧フロアー材、壁天井はビニールクロスです。写真の通り色合いとしては、黒と白が基本で、各室の建具、浴室や流し台も統一した色調で仕上げを行いました。建設地は防火指定があり、窓は網入り硝子を使用した防火サッシ、換気口も防火仕様となっています。外壁は構造用合板の上に断熱材を外張りし断熱性能を上げています。
年内には道路側の敷地の舗装を行う予定です。
 

美唄サービス付高齢者住宅増築工事が完成しました

2018/09/17

今年春より工事を進めていた美唄市のサービス付高齢者住宅増築工事が9月13日に工事完了検査を受け、翌日14日に工事完了引き渡しを終えることができました。
補助金申請に間に合わせるため2月末までに確認申請業務を終えなければならなかったことや、その後の工事順調に進み予定通りの工期内完成でした。
既存部分は鉄筋コンクリート造2階建て、今回増築部分は渡り廊下でつなぎ、木造平屋建て約600㎡の規模です。
外装は外張り断熱の上タイル模様の防火サイディング貼り、屋根はカラー鉄板貼り無落雪仕様です。食堂は既存施設より広く77㎡(23坪)です。居室15室、各室に専用トイレ、洗面台、物入、浴室には機械浴槽も設置されています。
10月1日より入居が始まります。

PHIJPセミナーでマンションの外断熱改修、ZEH申請について紹介

2018/08/10

 PHIJP主催サマーセミナー「パッシブハウスは高くない!」が8月9日 (木) 13:30から東京国際フォーラムガラス棟にて開催されました。
今回は、米国基準によるパッシブハウスづくりを目指すNPO法人PHIJP(日本パッシブハウス協会)の活動を工務店、建築士の皆様にご紹介する企画でした。米国で活躍される2人の女性建築家の報告、法人理事長芝池英樹先生の基調報告、シンポジュウムでは(株)新建新聞社の三浦社長の進行で、芝池先生、東大大学院の前真之先生、(株)ハヤシ工務店林社長と並びパネラーとして同席させていただきました。
 私の報告は札幌での外断熱改修マンションの省エネ効果と札幌レベルでの断熱性能をキープした木造住宅であれば、関東関西圏でのZEH基準を満たす外皮性能は十分作ることは可能であるとを紹介しました。

美唄サービス付高齢者住宅増築/内装工事へ

2018/08/08

屋根板金工事に続き、外壁サイディング工事も完了しています。外観の色合いは既存建物に合わせ、腰壁部分にはタイル模様のサイデングです。
電気、設備工事を進めながら内装工事は、間仕切壁と天井のボード貼りへと進んでいます。一般浴室へのユニットバス(1.5坪タイプ)の設置も終わりました。8月末には壁・天井クロス貼りを終えて照明、設備機器の取付と進みます。