大橋建築設計室は札幌の建築設計事務所です。
住宅の新築・リフォームからマンションの調査・改修、医療福祉施設を設計しています。

2020年07月

余市教育福祉村センターハウス

2020/07/27

先日、余市町登にある余市教育福祉村を訪ね、20年前に設計工事監理を行った「センターハウス」棟を見てきましたので紹介します。新型コロナ感染拡大のこともあり内部に入ることは遠慮しまた。この建物は木造2階建て建築面積90.72㎡、床面積144.18㎡、敷地は高低差1.2m程度ある斜面地、外壁は板張りで内部の床はヒノキ材、腰壁は松板貼り、壁天井は石膏ボード貼り。天井面は梁材(構造材)を表しとしています。
教育福祉村のホームページには次のように紹介されています。「農場の中央に位置する、山小屋風の建物です。1階の大ホール はおよそ20畳。吹き抜けの2階にはタタミ15畳ほどのスペースがあり、開放的な空間となっています。大人20名程度の集まりや研修会などに利用できます。また、農場に来る際の休憩場としても利用できます。食器、調理器具類を備えていますので、食材を持ち込んでの使用も可能です。活用の方法については、ご相談ください」場所は、札幌から車で1時間程度です。

中央区Aマンション外断熱改修仮設足場解体へ

2020/07/17

先週の現場見学会後、午後から管理組合理事の皆様に仮設足場解体前の検査をいただき、今週より西道路側住戸バルコニー面、中廊下部分の足場解体が始まっています。これまで紹介の通り、グリーン色とした、バルコニー手摺り部分、外壁上端の斜壁は、向かい側の中島公園の緑と重なり公園と一体になった感じがします。
来週以降、東側の仕上げをすすめ、全体の仮設足場撤去は8月中旬となります。

中央区Aマンション外断熱改修現場見学会

2020/07/14

Aマンションの湿式外断熱改修工事は、西側と廊下外壁面の改修、屋上防水、各住戸バルコニーのウレタン防水を終えて、東棟の北面、東面、南面へ進んでいます。
今週末より仮設足場の一部解体を始まることもあり、先週11日午前10時より現場見学会を行いました。今回は東京、関西からの参加希望があり、市内2つの管理組合役員の方にも参加いただき1時間程度行いました。断熱施工では外壁面への貼り付け方法、専用ビス(ジベル)による固定を紹介しています。
工事完了は8月末を予定しています。仮設足場の解体後に御案内致しますので、ご希望
の方当社までご連絡下さい

中央区Tマンションの排水管改修工事

2020/07/06

Tマンションは2014年(建築後44年)に外壁タイルの剥落防止と躯体保護を目的に外断熱工法による外壁改修を行っています。前回の改修は、外壁タイル面にEPS断熱材70㎜を貼り(専用ビスにて固定)メッシュシート+高耐久塗材による左官仕上げです。サッシ水切りの損傷も激しく、アルミ板を加工した幅広の水切りを設置外壁面からの先端まで30㎜以上出したことにより窓周りの汚れもありません。
排水管改修は、外壁改修時より検討されていました。昨年に再度相談があり、施工業者選定を経て、この時期(建築後50年)の工事となりました。
Tマンションは3~8階が60戸の集合住宅ですが、1・2階が事務所となっているため3階下で横引きされている排水管からの漏水がここ数年発生していました。
今回の工事では、住戸内ですでに更新されている所もあり、共用部タテ配管と、3階下横引き管の更新になります。
すでに7月4・5日に住民向け工事説明会が行われ、各部位の調査を行い、タテ配管の系統ごとに工事を進めます。工事完了は9月中旬を予定しています。