2020/04/18
仮設足場設置後、外壁調査を終えて躯体補修と断熱施工前の下地を整える作業が始まっています。建築後40年、前回工事から15年経過していることもあり、タイルの浮き割れが目立ちます。調査では補修が必要な箇所をマーキングし、浮き部分のタイルは斫りを行います。外断熱施工を行う外壁表面は平滑に整える必要があり、専用の塗材で左官仕上げを行っています。塗材が固まった後に断熱材を貼り専用ビス(ジベル)で固定します。断熱施工は来週後半には始まります。
2020/04/18
昨日4月17日18時から「改正省エネ法の要点」をテーマにミーティングを行いました。この企画は日本パッシブハウス協会PHIJPの主催です。新型コロナで自粛がもとられ、通常業務への影響もあるなか、札幌、岩手、東京、千葉、京都、福井を結んでweb上での開催です。
来年4月からの省エネ法改正では、小規模住宅の設計では、建築士に説明義務が課せられます。300㎡以下であれば省エネ基準達成の義務はありませんが、建築主には設計を求められた建物について省エネ性能を説明することになります。
すでに一定のレベルで設計、施工を進められている方々にとっては何ら影響はないものと思いますが、改正により「省エネ」について全く取り組んで来なかった設計者、施工者にとって「説明できない」ということでは大変なことになります。法改正の中では説明に必要な省エネ性能の簡易計算、住宅以外の建物は小規模モデル建物法など新たな計算方法も公表されています
また、建築関係団体では、この「説明義務」化についてどのような説明を行う必要があるか整備が進められていると言う紹介もありました。